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腰痛(腰の痛み)
Q,腰痛は何故起こるのでしょう?
A,腰痛は人間の宿命なのです!二本足で立つ人間は、上半身の重さを腰で支えなければならないので
体重を支える腰に絶えず負担がかかるため、男女・年齢を問わず多くの方が腰痛で悩んでいます。
Q:腰痛の原因は?
A.色々ありますが、特に、現代人に腰痛が多いのは、
・不良姿勢
・身体が硬い
・運動不足
・肥満
が大きな原因です。人間の身体は、筋肉によって骨や内臓を守り、身体を支えています。
上体を支えるのは主に、腹筋・背筋で、腹筋3:背筋7の割合で背骨を維持し、生活しています。
このバランスが壊れ(主に、腹筋が弱くなる)背筋に負担がかかると、背骨や腰を支えきれなくなり腰の負担が多くなった結果、腰痛は起こります。また、太ったことにより、お腹が前にせり出し、背骨・背筋に負担がかかり腰痛がおこる場合も多いです。
◆腰痛の症状・・・突然、激痛が走る場合
★ぎっくり腰 ; 突然、腰に大きな力がとき加わったときに起こる。
※重いものを持ち上げたとき ・ 急に体位を変えたとき ・ くしゃみやセキをしたとき・・・etc
★慢性腰痛 ; 日常の習慣・様々な動きが原因で起こる。
※長時間の車の運転 ・ ハイヒールをはき続ける ・ 中腰などの不自然な姿勢が続くなど
同じ姿勢が続く ・ その他・疲労 ・ 肥満 ・ 柔らかい寝具など
◆良い姿勢・悪い姿勢
良い姿勢と聞くと、「背筋を真っ直ぐした状態」と考えますが、それは精神的修行の要素が強く感じられます。
人間の身体の構造上、腰に無理のかからない状態が良い姿勢で、悪い姿勢とは腰に負担のかかる状態と考えて下さい。
極端な猫背・身体を無理に捻った状態・背骨が横に曲がった状態が身体的にある人、また、この状態が長時間続くことをさします。
※ランニングやゴルフ・その他スポーツ全般は、腰に長時間負担をかける、悪い姿勢の連続運動であり、急な運動・スポーツのやりすぎは、「いつ腰痛が起きてもおかしくない」と考えるべきでしょう。(日常からの、適度な運動・筋力トレーニング・ストレッチングが基本です!)
◆内臓と腰痛の関係
内臓の病気や、障害から腰痛が起こることもよくあります。主に、胃・腸の下垂が原因で、お腹の筋肉「腹筋」が弱くなり、内臓を腹で支えきれなくなり、腰に負担がかかり腰痛を引き起こします。胃・腸の他にも、肝臓・すい臓・じん臓 、女性の場合、子宮や卵巣や膀胱などの影響で、腰痛が起こることもあります。
<背筋に原因がある腰痛>
◇筋・筋膜性腰痛
◆脊椎と周りの筋肉・・・背筋(脊柱起立筋)
脊椎は周囲を取り巻いている筋肉(背筋・脊柱起立筋)によって支えられています。筋肉に急激な・あるいは徐々に大きな負荷が加わり「脊柱起立筋(仙棘筋)」に障害が発生したもの。
◆予 防
何らかの理由で、腰部の筋肉が疲労している、「前駆的症状(まえぶれ)」があるはずです。 まず腹筋と大腰筋を鍛えましょう!
長時間イスに腰掛けたり・中腰で物を持ち上げたり・急に腰を捻る動作がきっかけで、発症する場合が多いので要注意。・・・ぎっくり腰の予防とよく似ています。
※いわゆる、『ぎっくり腰』に移行する場合もある。
◆関係筋肉・部位
「脊柱起立筋(仙棘筋)」など
ぎっくり腰・ギックリ腰・急性腰痛症・腰椎捻挫・腰部筋筋膜炎
よく「ギックリ腰になった」という話をよく聞きますが、ギックリ腰とは一体どういう状態でしょうか?
医学大辞典をめくってみてもギックリ腰という病名はありません。
一般的に、不自然な姿勢や不用意な動作で生じた急性、突発性の腰痛を総称してギックリ腰と呼んでいます。
この急性腰痛発作の原因となる部位は、
・腰椎の椎間板
・椎間関節
・靱帯
・腰部の筋や筋膜
・脊椎圧迫骨折(高齢者が多い)
腰痛が起こった直後で、その原因を明確にできない場合に、やむを得ず「ギックリ腰」というのであり「急性腰痛症」という診断名とほぼ同義です。
急性の腰痛が起こった直後に冷却・安静を守るのが原則で、温泉や牽引などはもってのほかです。ほとんどが5・6回の治療で完治できますが、人によっては仕事や生活習慣が悪く治りにくい場合もあります。
腰椎椎間板ヘルニアの可能性がある場合はMRI検査を指示する場合があります。
20〜50歳代に多く見られ、背骨と背骨の間にある椎間板(クッション)が若いうちは柔軟性に富み良く動きますが、年齢と共に硬くなったり・もろくなり、強い衝撃・重さ・無理な動きに対応できなくなったためといえます。
注意すべきは高齢者に起こった急性の腰痛です。これは通常のギックリ腰とは異なり、骨粗しょう症が原因の脊椎圧迫骨折が生じていることが少なくありません。転倒したり、しりもちをついたりして起こることが多いのですが、骨粗しょう症が強いと日常の何気ない動作で圧迫骨折を起こすことがあります。その場合は入院になりますが、長期間安静に寝続けると高齢者の場合はさまざまな合併症を来しますので、
安静と運動は適切に行わなければなりません。
◆中腰で物を持ち上げたり・急に腰を捻ったりしたときに、起こる場合が多いので寝床から起きるとき・洗面時には、要注意!
※突発性のもので、激しい痛みがおそいますが、まず安静にし、氷・アイスノンで冷やすことが一番です。間違っても風呂や温泉で暖めてください。
注意事項としては
・とにかく休む(寝ている)こと
・座らない(ちょっとでもダメ)
・アイシング(冷却)をする。(氷かアイスノンで1時間おきに10〜15分冷やすこと
(一度に20分以上冷やさないように注意してください)
・うつ伏せにならない(首をひねらない)
・一番楽な姿勢で寝る(横向きか仰向け)
・仰向けで寝るときは膝の下に枕や毛布を入れて膝を曲げて寝る
・起床時、車の乗り降り、立ち座り時、ズボンや靴下を履くときに十分注意する
・風呂、飲酒、運動など身体を暖める事は禁止
・来院時はジャージ着用の事(着替えなくてよい格好で。)
・治療後5分間は歩くこと
・ソファーには「寝ない、座らない、近づかない」
・寝ている時は頻繁に体勢を変えること
◆椎間板ヘルニアと坐骨神経痛
椎間板ヘルニアは背骨と背骨の間にある椎間板(クッション材)の一部が飛びだし、神経が圧迫状態をさします。この場合、お尻・もも・下腿にかけてしびれるような痛みが走ることが多く、ひどいと筋肉の萎縮・低下が起こることがあります。椎間板ヘルニアが原因で、座骨神経痛が起こることも多く、大腿後部(太ももの後ろ)〜足先にかけて痛みが出ます。
※しかし、ヘルニアが無くとも、骨やじん帯の異常から神経が圧迫されても、坐骨神経痛は起こります。
※椎間板ヘルニアの症状があっても、真性のヘルニアではなく、95%は痛みや症状が似ているだけ、「偽ヘルニア」ともいわれます。(医療機関の検査をおすすめします。)
<骨盤に原因がある腰痛>
◇仙腸関節炎
◆腰椎・仙骨・腸骨の関係
骨盤の異常から起こる腰痛は女性に多く、ほとんどの腰痛は脊骨の下部で腰の位置にあたる骨「腰椎」と、骨盤「仙骨・腸骨」の部分で起こります。
「仙腸関節」は、「仙骨」「腸骨」の間の関節で左右1対あり、関節面はがっちりとかみ合っており、
骨盤から上の重さが全てかかってくるため、非常に太く強い靱帯でムダな動きを制限されている部分です。
◆予 防
一定の姿勢変位(長く座り続けるなど)・筋力の偏りで、関節部にわずかなズレが起き、それを骨盤の周りのじん帯・筋 肉が支えきれなくなり、偏った負荷が関節にかかり関節を中心に周囲の炎症が起こります。
女性の場合、必要以上に下着(ガードル・パンスト・ショーツ)・洋服(スカ ート・パンツ)で腹部を締めつけないこと。
※下着などの圧迫で、骨盤の仙腸関節に異常が起きたり、股関節障害の原因にもなるので注意が必要。
<内臓の障害から起こる腰痛>
◇胃・腸の下垂・すい臓炎・その他
◆内臓疾患
下部臓器、ヘソより下の内臓で肝臓・大腸・小腸・子宮・膀胱などが原因と考えられます。また、腹筋などの衰えから内臓下垂が起こり、腹部の内圧が高くなり背骨・腰の筋肉を圧迫し、腰痛が起こります。
内臓異常からくる腰痛は、重苦しい鈍痛が長く続き、胃腸・肝臓・腎臓などの機能不全からも腰痛は起こるので、医療機関のメディカルチェックも行う必要があるでしょう。
<足の疲労からくる腰痛>
◆筋肉疲労
運動不足でたまに運動をし、翌日「足腰」が痛くなることが良くあります。足の筋肉は腰と密接につながっており、着地の衝撃は、足底・足首・ヒザ・股関節・腰と順に伝わり、下半身の衝撃を受け止めています。
しかし、脚部の筋肉の弱化・筋肉疲労により、各部分のクッションの役割が十分機能できなった場合、地面からの衝撃はモロに腰に伝わり腰痛の原因になります。
※筋肉疲労は、肉離れの原因にも挙げられ、特に、足底・ふくらはぎのケアが大切です。
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